副皮切除術
副皮切除術とは
外陰部にある副皮と呼ばれる
余分な皮膚を切除する
手術です。
副皮とは、小陰唇と大陰唇の間にあるヒダ状の皮膚のことです。副皮は全員にあるわけではなく、全くない方、片側だけにある方、数ヶ所ある方など、個人差があります。
副皮があると、ヒダ状の皮膚の間に汚れや垢がたまりやすく、臭いや炎症の原因となる場合があるため、副皮を切除することで外陰部の衛生面の改善に繋がります。
また、小陰唇肥大のある方は副皮を合併していることが多く、見た目のバランス的に小陰唇縮小術と副皮切除術を同時にされる方も多くいらっしゃいます。
こんなお悩みにおすすめ
- 小陰唇と大陰唇の間に汚れが貯まりやすい
- 外陰部の見た目をきれいにしたい
副皮切除術の特徴
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外陰部の臭い、痒み
対策に汚れが貯まりやすく、臭いや痒みの原因となる副皮を切除します。
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外陰部の見た目を整えます
余分な皮膚を取り除くことで、よりすっきりした見た目になります。小陰唇縮小術と同時に行うことで、よりバランスのよい見た目になります。
副皮切除術の詳細
施術時間 | 約15~30分 |
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来院目安 | 抜糸無しの方は不要 抜糸有りの方は1~2週間後に抜糸が必要 |
痛み | 傷口に触れると痛みあり(1週間程度) |
ダウン タイム |
1ヶ月 |
メイク ・洗顔 |
制限なし |
シャワー ・入浴 |
翌日からシャワー可能 入浴は1週間後から可能(抜糸式の方は抜糸翌日から入浴可能) |
運動 | 自転車、バイクは2週間は控える 激しい運動、性行為は1ヶ月は控える |
飲酒 | 1週間は控える |
治療のリスクと副作用・注意点
- むくみ(改善するのに3ヶ月くらいかかる場合もあります)
- 痛み
- 出血、術後出血
- 感染、傷が開く
- 左右差
以下に該当する方はこの施術を受けることができません
- 糖尿病、てんかん、出血性疾患、自己免疫疾患、またはその他の理由により免疫力と回復能力が低下している方
- ケロイド体質の方
- 治療部位にヘルペスや皮膚炎がある方
- 抗血小板薬・抗凝固薬を服用中の方
- イソトレチノイン内服薬を使用中および使用中止後6ヶ月未満の方
- 妊娠中、妊娠の可能性がある方および授乳中の方
治療(手術方法)について
料金
副皮切除術
内容 | 料金(税込) |
小陰唇縮小術と併用 | 88,000円 |
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単独 | 110,000円 |
抜糸式 | +33,000円 |
手術の流れ
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01診察
患者さまの気になる部位などについてお聞きします。お悩みやご希望をお話しください。あなたに合った治療方法などをご提案いたします。
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02カウンセリング
治療内容や治療後のスケジュールなどについてご説明します。ご質問やお悩みがありましたらどのようなことでもお話しください。また、治療によって予測できる結果についてご説明します。
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03手術
丁寧にデザインしたうえで、局所麻酔をします。デザインに沿って余った皮膚を切除していきます。止血処理をしたのち、丁寧に縫合していきます。
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04手術終了
15分間安静にして頂き、止血の確認をします。生理用ナプキンを当てた状態で帰宅となります。
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05アフターフォロー
抜糸式の方は1~2週間後に抜糸が必要です。
術後1ヶ月間は圧迫固定を意識しスパッツやガードルを履いて過ごすことを推奨します。気になることがあればご連絡下さい。適宜診察も可能です。
よくあるご質問
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術後、痛みはありますか?
傷口に触れると痛みますが、1週間程度で治まります
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腫れはどれくらいで引きますか?
個人差はありますが、1ヶ月程度で大まかな腫れは引きます。
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性行為はいつからできますか?
1ヶ月後から可能です(術後の経過によってはこの限りではありません)
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医師、スタッフの性別は?
当クリニックの医師は男性医師(院長)1名だけとなり、診察から執刀まで責任もって対応します。受付、看護師は全員女性スタッフです。
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痛みが不安なので静脈麻酔をしてもらえますか?
静脈麻酔は対応しておりません。全て局所麻酔で行いますが、できるだけ痛くないように工夫しております。
横溝 智 院長のコメント
副皮の有無や副皮の形状は個人差が大きく、また聞きなれない名前ですので、どれが副皮なのかわからない方も多くいらっしゃいます。
まずは診察の上、副皮除去術が必要かどうかご説明致します。