医療用制汗剤
(パースピレックス)
医療用制汗剤
(パースピレックス)
について
医療用制汗剤
「パースピレックス」は
1回の使用で汗とニオイを
最長5日間抑えられる効果が
実証されている優れた制汗剤です。
パースピレックス(Perspirex)は、汗やニオイの改善を目的とした医療用の制汗剤であり、市販のデオドラント剤や多くの制汗剤とは作用が異なります。
汗は本来無臭です。私達が感じるニオイは皮膚表面に存在する細菌が汗の成分を分解することにより生じます。
デオドラント剤の大部分は汗を止めるものではなく、ニオイを消すだけの香料により皮膚の常在菌が発するニオイを一時的に中和するものです。
パースピレックスの主成分である塩化アルミニウムが汗腺内の水分と反応して汗腺深部に角栓を形成します。
この栓が汗腺を密閉し汗の分泌を一時的に中断させますが、角栓は永続的なものではありません。皮膚表面の角質細胞の剥離に伴って角栓は排出され、
汗腺は再活性化します。
この過程は2日~7日周期で生じるため、週2回程度の使用で十分な効果を発揮します。パースピレックスは長期にわたり使用でき、耐性がつくられることもありません。
医療用制汗剤
(パースピレックス)の
成分と作用
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塩化アルミニウム(主成分)
汗に含まれる水やケラチンと反応して汗腺深部に「角栓」を形成し、汗腺を密封して一時的に汗の産生を中断します。効果の持続が切れれば自然に角栓が排出され、汗腺が再活性するのでパースピレックスの塗布を繰り返します
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エタノール
市販されている制汗剤の多くは水を含有しており、効果が低減します。パースピレックスは水の代わりにエタノールを使用しており、形成された「角栓」をより汗腺の深部まで運び、維持することができます。
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乳酸カルシウム
乳酸成分が、塗布した時に不快感をもたらす成分を無害な乳酸に変換する緩衝材の役割を担っています。
医療用制汗剤
(パースピレックス)の詳細
使用方法
- 汗腺の活動は夜間に低下するため、就寝前に2往復塗布します。望まれる効果が得られるまで(通常1週間以内)毎晩使用してください。
- 敏感肌の場合は、1日置きに2週間塗布します。その後は週1~2回、または必要に応じて塗布し、汗とニオイのコントロールをします。
- よく乾いた、傷の無い皮膚に使用し、塗布後は塗布部位が完全に乾くまで衣類を着用しないでください。
- 必要があれば塗布する前に扇風機またはヘアードライヤーで皮膚を乾かしてください。
- 翌朝、塗布部分を汗取りシートや濡れたタオルなどで拭いてください。
- 塗り直しはしないでください。
副作用・注意点
- 脱毛、剃毛後48時間は使用しないでください。
- 目に入れたり、粘膜に触れさしたりしないでください。
- 稀に炎症やアレルギー症状を呈することがあります。その場合は使用を止めてください。
- 子供(12歳未満)には使用しないでください。
料金
医療用制汗剤(パースピレックス)
内容 | 料金(税込) |
パースピレックス(ロールオンタイプワキ用) | 5,500円 |
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※手足にもご使用いただけます
よくあるご質問
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ワキ以外に顔や手足にも使用できますか?
使用いただけます。顔に塗布する際は目元、口周りは必ず避けてご使用下さい。
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衣類に薬剤の色が付着しませんか?
白く色残りしない仕様なので安心して衣服を着ていただけます。
ただし、塗布後完全に乾いてから衣服を着用してください。