小陰唇縮小術について~症例写真あり~
2025.02.10
今回は小陰唇縮小術・陰核包茎・副皮除去といった外陰部形成術について症例写真も含めて解説していきます。
※このあと外陰部の画像が掲載されておりますのでご注意ください
目次
外陰部の名称解説
小陰唇:膣口や外尿道口などがある膣前庭と呼ばれるエリアの両側にあるひだ状の皮膚で、膣口や外尿道口に細菌などが入らないように保護する役割もあります。しかし、皮膚の余りが多いとはみ出した部分が擦れて痛みが出たり、痒みの原因にもなります。この余分な小陰唇を切除するのが小陰唇縮小術で、手術をすることでこれらの症状から解放されます。
小陰唇の形は非常に多種多様で、左右で皮の厚みやサイズが異なるなど、左右非対称であることもよくあります。
陰核包皮:陰核(クリトリス)を覆うようにある皮膚で、陰核を守る役割がありますが、包皮が多過ぎると陰核包茎といって、中に恥垢などが溜まり臭いの原因になる他、性交渉時の感度にも影響します。包皮を切除する手術が陰核包茎の手術ですが、包皮全てを除去してしまうと陰核が剥き出しになり痛みが生じやすくなってしまうので、不必要な皮だけを除去し陰核を清潔に保ち、刺激した際に出てきやすいように整えます。
副皮:小陰唇の上部から陰核包皮の外側にかけて存在する皮膚の余りです。副皮が無い方、片方だけある方など副皮も個人差、左右差が大きいです。小陰唇が肥大している方はその延長で副皮も存在していることが多く、その場合小陰唇と融合しているケースも多いので、小陰唇と副皮をまとめて取ったほうが見た目はすっきりします。

症例写真と解説
症例➀
上の写真の方です。
手術内容:小陰唇縮小+副皮除去+陰核包茎
糸の種類:抜糸式

手術直後は局所麻酔による小陰唇のボリュームアップがみられます。
翌日から数日後にかけてこの状態よりももっとむくみが強くなりますが、1週間後にはピークに比べると少し落ち着いてきます。

1ヶ月後には大きなむくみは無くなっていますが、若干のむくみと硬さがある状態です。縫合した部分の傷は綺麗な状態になっています。

3ヶ月後にはほぼむくみはなくなり自然な状態となっています。
一般的に完全にむくみや硬さなどがなくなるのは半年後が目安とお考え下さい。
症例②
手術内容:小陰唇縮小+陰核包茎
糸の種類:吸収糸

この方のように小陰唇の厚みがしっかりしているタイプは、吸収糸ですと多少縫合時の糸の跡が残りやすくなるので、7~10日後に抜糸する抜糸式のほうがより傷跡は綺麗になります。
症例③
手術内容:小陰唇縮小+副皮除去
糸の種類:吸収糸

この方のように小陰唇と副皮が融合している症例は、小陰唇のみを取ることはできないため小陰唇と副皮をまとめて切除しないといけません。
まとめ
外陰部形成術について症例写真を交えながらご説明しましたが、術後のイメージはなんとなくつきましたでしょうか。
小陰唇などの外陰部に関するお悩みをお持ちの方はぜひ外陰部形成術の経験が豊富な当院にご相談下さい。

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